2月8日放送の「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ)に清原容疑者の同僚だった元選手が登場し、同容疑者が巨人在籍時から法律違反の薬物に手を出していた可能性を口にした。この元同僚も2006年に法律違反の薬物で逮捕されており、番組では実名を伏せていたことからネットでは正体探しがヒートアップ。その様子をIT系ライターが解説する。
「同番組の反響はものすごく大きかったようです。というのも検索サイトに“2006”と入力するだけで、『2006巨人逮捕』とか『2006 元巨人 薬物』といったキーワード候補が表示されるんですね。ただの数字に過ぎない“2006”に特定の事件が結び付けられるとは、一体どれだけの人数がこの件について検索しているのか、驚きを隠せません」
検索キーワードを予測して表示する「サジェスト機能」では、話題のニュースが反映されがち。たとえば「ゲス」から「ゲス川谷」が表示されるといったものだ。これが数字であれば、普通は「2005年 ヒット曲」や「2007年 出来事」などが候補にあがるもの。それゆえ「2006」のキーワード予測は異例なのである。IT系のライターが続ける。
「年号に紐づいたキーワード予測はほかにもあり、“2001”なら『宇宙の旅』、“2002”は『ワールドカップ』、そして“2020”なら『オリンピック』が表示されます。そんな名作映画や世界規模のイベントに清原容疑者の話題性が追いついたわけです。今回の例はおそらく瞬間風速に過ぎませんが、今後も似たようなケースが再現されるかもしれませんね」
ちなみに「逮捕」や「群馬」といったキーワードはまだ、清原容疑者には結びつけられていないようだ。次にどんな単語が結び付けられるのか、変なところでネット民の楽しみは増えたようである。
(金田麻有)