5月31日、東京地裁で懲役2年6カ月執行猶予4年の判決が言い渡された清原和博被告。これからは薬物とは無縁の真っ当な生活を送らねばならない。
しかし、清原は3月の保釈以降、どこに居住してどんな日々を送っているのか、ようとして知れない。「広島潜伏」との説も出ているが、過熱する報道陣を煙に巻くため、薬物人脈から遠く離れるため、念入りに居場所を隠している。
そして、ここにきて居場所を秘匿するもう1つの情報が浮上している。ある筋からの“お礼参り”を怖れているというのだ。
あるジャーナリストがこう話す。
「清原に連座して逮捕されたのは売人だけなので、闇社会から恨みを買ったわけではありません。清原の逮捕で名前が浮上した大物歌手Nが怒り心頭だというのです。一部の週刊誌では実名で報じられ、清原が名古屋から薬物を調達してやったとまで書かれましたからね」
Nを清原は尊敬していたが、週刊文春に薬物疑惑の第一報が報じられると、冷たくあしらわれ、その関係が壊れた。
「ついには『Nを許さない』となり、逮捕前にNの薬物使用をあちこちに話しまくったんです。そのせいで、Nの元には恐喝しようとする輩がたくさん訪れたというんです。その輩を追っ払うために、Nが使ったのが極真空手の達人たちだったといいます。清原に判決が出たことで一区切りつきましたが、Nとの間でもうひと波乱ありそうな気配です」(前出・ジャーナリスト)
清原の潜伏生活はしばらく続きそうだ。