乃木坂46の妹分、欅坂46のデビューシングルが4月6日にリリースされることが報じられ、同グループファンたちはその日を今か今かと待ちわびている最中だが、欅坂デビューの同日にあるライバルもシングルをリリースすることが発表され、ネット上ではさらなる盛り上がりを見せいている。
そのライバルとは、欅坂46が誕生した8月にSKE48を卒業した松井玲奈だ。松井は、番組をきっかけに交流を深めたという姉妹音楽ユニット「チャラン・ポ・ランタン」とコラボして「松井玲奈とチャラン・ポ・ランタン」名義でCDデビューするという。デビュー曲「シャボン」は、松井出演ドラマのタイアップソングとして使用されることも決まっている。ファンの間では「いったいどちらが売れるんだ?」とすでに論争が繰り広げられているようだ。
「欅坂と松井の発売日の前週にはSKE、さらにその前週には乃木坂がニューシングルをリリースする予定で、AKBグループは上手い具合に発売日をズラしている。ところが、新人グループと人気卒業メンバーだけはガチで対決です」(アイドル誌ライター)
気になる勝負の行方だが、前出のアイドル誌ライターは欅坂46が優勢と見ているようだ。
「欅坂46はイベントの回数も多くなく、比較的規模も小さめのものが多いので、売り上げの予想が難しいところ。ただし、いずれのイベントも応募殺到で、ネット上では落選報告ばかりが目立っているのが実情。デビュー前でこの熱量の高さは異様です。また、デビューシングル発売記念の握手会イベントも複数回行いますが、乃木坂の握手会と同日に同会場で行う日程で組まれている日も多いので、乃木坂ファンの購買も見込める。おそらく、圧勝するのではないでしょうか」
ちなみに、2012年5月には乃木坂46の2ndシングルとHKT48の指原莉乃(当時はAKB48)のデビューシングル対決が実現しており、そこでは乃木坂がみごとに勝利している。松井自身もまさかグループに勝てるとは思ってもいないだろうが、万が一、逆転現象が起これば欅坂の存続問題に発展しかねない。本人たち以上に、ファンは固唾を呑んで注目しているのだ。
(本多ヒロシ)