さしこのジェラシーは本物のようだ。
10月11日に都内で行われた「HKT48VS欅坂46 つぶやきCMグランプリ」開催発表会見にHKT48と欅坂46のメンバーが登場。HKTの指原莉乃が欅坂をうらやましがる一幕があった。
指原がうらやましいと妬むのは彼女たちの楽曲。「欅坂は曲がよすぎる」と評したうえで、「秋元(康)さんに『ああいう歌、歌いたいです』って言いました」と、プロデューサーの秋元康氏にHKTにも欅坂テイストの楽曲をお願いしたという。
「欅坂はまだ2枚しかシングルを出していないものの、デビュー曲の『サイレントマジョリティー』はクールでカッコいいと大好評。2ndシングルも『世界には愛しかない』は詩を読み上げるポエトリーリーディングを取り入れた非常に斬新な楽曲でした。いずれもアイドルらしい曲とは言えませんが、そういった戦略が逆に世間の注目を集めているのは間違いない。対してHKTの楽曲は、可愛らしい王道のアイドルソングが多い。それはそれでHKTの色には合っていると思いますが、ライブで『サイレントマジョリティー』をカバーしていることもありますし、そろそろアーティスティックな楽曲でも勝負してみたいという気持ちが強いようです」(アイドル誌記者)
7月に放送された音楽特番「FNSうたの夏まつり~海の日スペシャル~」(フジテレビ系)でも、各グループの代表曲から視聴者投票で選ばれたのは「サイレントマジョリティー」だった。実際、全国の中学や高校のイベントで最もかかるのも「サイレント~」だという。
ちなみに、欅坂の3rdシングルは11月30日に発売予定。NHK紅白歌合戦出場の可能性も十分にあるだけに、欅坂にとって勝負曲になることは間違いない。再び、指原が嫉妬するようなクオリティの楽曲が登場するのか非常に気になるところだ。
(石田安竹)