感染症が怖い冬の時期、芸能界でもノロウイルスに苦しむタレントが増えている。モデル・女優の橋本甜歌は激しい腹痛に苦しみ、入院に至ったことをツイッターで報告。グラドルの多田あさみは生ガキを食べたとブログで明かした翌日に、それが原因で感染してしまったという。そんななか、感染症に関して問題発言をした女優がいるというのだ。芸能ライターが教えてくれた。
「それは菜々緒です。出演中のドラマ『怪盗 山猫』(日本テレビ系)が放送される2月20日に、インスタグラムの投稿で『#見ないとインフルエンザ #見ないとノロウイルス #見ないとおたふく風邪』と書き込んでいたのです。面白がっていた人も多いようですが、コメント欄には不快感を示す声もありました。ほかにも不快に感じていた人は大勢いたと考えていいでしょうね」
菜々緒が挙げた3つの疾病のうち、インフルエンザとノロウイルス(感染性胃腸炎)では統計の取り方にもよるが、年間2000人前後が亡くなっている。おたふく風邪では死亡例こそ少ないものの難聴などの後遺症が残ることもあり、どの疾病も甘く見てはいけないものばかりだ。前出の芸能ライターが続ける。
「これらの疾病は感染力が強く、罹患したら芸能人であっても仕事を休む必要があります。2012年には山寺宏一が15年間皆勤だった『おはスタ』(テレビ東京系)の収録を欠席していますし、グループのメンバーがインフルエンザで欠席するのは日常茶飯事。三代目JSBの岩田剛典も『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の収録を休んでいたりします」
当の菜々緒は最近、インスタグラムに寄せられるスパム行為に徹底抗戦を宣言したばかり。だが感染症への抗戦には無頓着だったようだ。うっかり自分が感染してしまい、「怪盗 山猫」を観なかったのかとイジられないようにご自愛いただきたいものである。
(金田麻有)