元AKB48の川栄李奈が、今秋公開の映画「デスノート2016」にて史上最悪のデスノート所有者こと青井さくらを演じることがわかった。さくらはデスノートで無差別殺人を繰り返し、劇中では川栄の周りにいる役者がバタバタと倒れていくシーンもあるという。そんな川栄が現実世界でも、とある女優の命運を絶つと語るのは、アイドル誌のライターだ。
「舞台や朝ドラで演技のキャリアを積んでいる川栄は、本作品で女優としての評価がさらに高まるはず。それで割を食うのが女優落第の烙印を押されつつある板野友美でしょうね。アイドル時代の知名度では板野よりはるかに下だった川栄ですが、最近は『AKB出身なのに演技が上手い』との評価もあり、グループ卒業後に下剋上を果たした形です」
AKB48出身者では前田敦子や大島優子も女優として活躍しているが、「エースだったんだから人気があって当然」と割り引いて見られがち。それに対して一般的な知名度の低かった川栄は、その演技力を素直に評価してもらえるようだ。アイドル当時は薄すぎると言われていた顔つきも、演技の上では特定の色が付かないので有利に働くなど、元々の素養が女優向きだった可能性もある。前出のアイドル誌ライターが続ける。
「板野が主演を務める映画『のぞきめ』(4月2日公開)は、所属事務所が“板野救済”のために制作したと揶揄されています。ネット上では『タイトルってよわりめだっけ、それともたたりめ?』と小バカにされ、興行的にも爆死確定と言われるほど。女優として成功できるかどうかは才能次第なわけですが、よもや板野も後輩の川栄に引導を渡されるとは思ってもいなかったでしょうね」
選抜総選挙では最高4位だった板野が、女優の世界では同16位の後輩に大きく水を開けられる始末。もしかしたら今ごろ、卒業を早まらなければ良かったと歯ぎしりしているかもしれない。
(金田麻有)