元プロ野球選手の清原和博容疑者が薬物逮捕されたことで、その他の著名人たちにも使用の疑いがかけられている。
ナインティナインの岡村隆史もそのうちの1人で、2月26日放送のラジオ番組「岡村隆史のオールナイトニッポン」で、自身の法律違反薬物使用疑惑を否定。さらに、それを報じたニュースについては「訴えられへんの? アレ」と不快感をあらわにした。
普段の岡村の異常なテンションの高さを根拠にそういった疑惑が浮上したようだが、岡村は自身のテンションが変だと認めたものの、タレントとしてオンオフが単純にしっかりしているだけだと説明。さらに潔白であることを証明するために、血液検査や尿検査に応じると話すほど、今回の疑惑には心底、嫌悪感を抱いたようだ。
2月21日にはダウンタウンの松本人志もワイドショー番組「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、自身が所属する吉本興業だけでも薬物使用の一斉検査をするべきと提案していたが、世間でも「ぜひ実行すべきだ」という声が広がっている。
「吉本興業では2月24日に所属するタレント、社員約450人を対象にして『法律違反の薬物に関する緊急セミナー』を開催していますが、参加したタレントは若手芸人たちが中心。そのため、『どうせやるなら売れっ子芸人たちも呼ぶべき』『むしろ、若手より売れっ子を対象に開催するべき』という意見も出ていました。セミナーを開くのもいいですが、事務所全員の潔白を実際に“科学的に証明する”ほうが早い気もします」(芸能ライター)
爆笑問題の所属事務所タイタンでは、事務所全体で法律違反薬物の抜き打ち検査を実施しているとのことだが、一連のニュースを読んだ一般人からも「法律違反の薬物にハマるには金もかかる。稼いでいる有名人ほど怪しい」という声が出るのも当然だ。
ちなみに今回疑いをかけられた岡村は、「今、飲んでいるのは、本当に薄毛の薬だけです!」と説明したものの、清原容疑者も逮捕前に出演したバラエティ番組で「風邪薬はやりましたけど」と話していただけに、岡村のこの発言で100%潔白が証明されたと言えないのも事実。いっそのこと芸能界全体で一斉検査を行ってみてはどうか。
(佐伯シンジ)