「いいオトコを見たらシタくなるのよ!」
「あなたの体を見たらがシタくなった」
次々と性に奔放なセリフが飛び出し、NHKドラマの中でも異色の作品だったのが、11年に放送された「カレ、夫、男友達」。
主人公の真木よう子(33)が演じた犬山治子は、仕事も恋愛も積極的で、恋人がいるにもかかわらず、男をつまみ食いしていた。
第1話では、偶然、スポーツジムで貿易会社に勤める元カレと再会すると、ムキムキの体にウットリ。その日のうちに既婚者となっている元カレとベッドインして、ダブルベッドで激しく交わってしまった。
「何で俺と寝たんだよ」
行為が終わったあと、元カレに尋ねられると、
「ただ単に、セックスがシタかったからだよ。おいしいケーキを見たら食べたいなって思うのと同じ」
と、みずからの情欲を赤裸々に語る。そして彼氏の熊木(徳井義実)が海外出張から帰ってくると、何事もなかったように体を求めた。ある夜、彼氏がキッチンで料理を作っていると、真木が背中にGカップ乳をグリグリと押しつけながら、
「私、おなかがすいちゃったの‥‥」
意味深な笑みで誘い、男の服を脱がせ始めた。フローリングの床で子犬のようにじゃれ合っていると、だんだん本気になってコトに突入していくのだった。
「真木さんは笑い上戸のため、本番で思い出し笑いをしないように、眉間にシワを寄せて耐えていました。演出家からは悶えているように見えて、妙にセクシーな表情だとほめられていました」(ドラマスタッフ)
2月13日に最終回を迎えた「逃げる女」でも、仲里依紗(26)が下着濡れ場を披露している。
謎の女を演じていた仲は不良男の部屋で酔っ払い、ベッドに押し倒されてしまう。男を挑発するようにジラしながら着ていたワンピースを脱ぎだす。あらわになった赤いブラジャーからは、Eカップの深い谷間が。
「ねぇ、下、脱がして‥‥」
仲のお願いに男はホットパンツを剥ぎ取るように鼻息荒く脱がせた。
「うぅん、はぁ、はぁ‥‥」
激しい息遣いが交錯しながらお互い体を愛撫して求め合う。仲が男の上にまたがると薄いグレーのパンティがモッチモチの巨尻の割れ目に食い込みを見せた。
「結婚してから仲さんの色気が増したことを評価して、女性プロデューサーがキャスティングしました」(ドラマ関係者)
これからも「みなさま」の期待と股間を膨らませるため、NHKドラマの国民的濡れ場への挑戦はぜひとも続いてほしい!