スポーツ

女子フィギュア最強集団ロシアの強さの秘密は「虎の穴」にあり!

20160331joshifigure

 女子フィギュアスケート界で、ソチ五輪前から台頭してきているロシア勢。これほどまでに成長を遂げたことには確かな理由がある。

「ロシアには国家を挙げて強化選手を育成するシステムがあります。モスクワ中央陸軍が管轄する多種目のスポーツクラブ『CSKAモスクワ』です。浅田真央選手のコーチだったタチアナ・タラソワコーチのホームリンクもありますが、プーチン大統領寄贈のスケートリンク、プール、体育館など約40施設を完備し、子どもたちが勉強する部屋や特別学校なども併設、スポーツ選手に欠かせないダイエットにも対応するビュッフェもあって、理想的な練習環境を整備しているのです」(スポーツライター)

 日本でもスポーツのエリートを育成する「味の素ナショナルトレーニングセンター」があるが、規模もカバーしている種目も比べものにならないという。また、日本のスケート連盟も強化選手、特別強化選手の指定を行って強化費を支給しているが決して十分なものではない。しかし、前出のスポーツライターはこう付け加える。

「ロシアほど大規模な施設も手厚いサポートもないのに、これだけ世界のトップクラスの選手たちがいるということは逆にすごいこと。それだけ育成の質が高いといえるでしょう」

 さらなるフィギュアスケート界の飛躍のために、ロシアくらいにとは言わずとも、もう少し国の支援を仰ぎたいところだ。

(芝公子)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」
5
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」