3月30日と31日の2日間にわたって開催される、「ゲスの極み乙女。」にとって初の武道館公演「ゲス乙女大集会 ~武道館編~」のチケットが余りまくっているという。ツイッターでは「チケット余ってます、お譲りします」というメッセージが飛び交っているが、それ以上に悲惨な状況なのがネットオークションだ。
開催直前にも関わらず、大手オークションサイトにはまだ武道館公演のチケットが出品されており、そのほとんどが未入札の状態。なかには定価の5000円を下回る3000円での出品もあるが入札がなく、このままでは空席になる気配が濃厚だ。この状況について音楽ライターが解説する。
「本来なら年明けからテレビに出まくって武道館ツアーを宣伝し、超満員に持っていきたかったはず。実際、年末まではいい感じに盛り上がっており、紅白出場が決定打となって今年はゲス極が大ブレイクする気配が漂っていました。それが川谷絵音の不貞行為ですっかり台無しになり、レコード会社としても武道館公演を積極的に宣伝できていない状況です」
主催者側の目論見をものの見事にブチ壊した川谷。その影響なのか、ファンクラブ会員向けのサービスでも露骨なコスト削減が行われているようだ。音楽ライターが続ける。
「武道館ではファンクラブ限定でスピードくじを実施するのですが、その賞品がショボいんです。1等の直筆サイン入りのTシャツと手ぬぐいは各日たった2枚だけ。その他の賞品も各日ごとに合計170人分しか用意されておらず、外れクジばかりの計算です。末等のシールなんて参加賞として全員に配ってもいいくらいなのに、よっぽどコストが削られているんでしょうか」
そんなゲスなクジでも、ファンなら喜んで参加するはず。せめて当日、参加賞を急きょ追加するくらいの粋な計らいを期待したいものである。
(金田麻有)