夜の銀座でのバイト歴が問題視され、内定が取り消し。希望局と大立ち回りののち、局アナとして入社した笹崎里奈アナ。この4月の2年目の春を前に、銀座で培ったフェロモンテクが全開となっている。秋の改編では、局が「本指名」するという、「オヤジ殺し」な一挙手一投足を余すことなく身体検査したぞ!
華やかな女子アナ界で、今最も注目の若手といえばこの人、日本テレビの笹崎里菜アナ(23)だろう。今年度で入社2年目を迎え、いよいよ本領を発揮し始めたようだ。
本格的ブレイクの予感が“確信”に変わったのは3月13日の日テレの看板番組「笑点」でのこと。レギュラー陣が、それぞれ日テレの若手女子アナとペアを組む「ペア大喜利」が放送された。
笹崎アナのペアは“泥棒顔キャラ”でおなじみの三遊亭小遊三師匠。他の出演女子アナは徳島えりかアナ(27)、中島芽生アナ(25)、杉野真実アナ(26)、久野静香アナ(27)、そして笹崎アナと同期入社の尾崎里紗アナ(23)と、美女ぞろいのメンバー構成だ。自己紹介の一番手となった笹崎アナは、そこでいきなり「フェロモン宣言」をかましたのだ。
「ダンディー小遊三とセクシー笹崎となれるように、これからもまだまだ頑張ります!」
小遊三師匠とおそろいの薄いグリーンの着物姿。スラリと細い首が伸びた真っ白な襟元や、きれいにまとめた髪の下からチラチラ見えるうなじの色っぽさは、まさに「セクシー」そのものである。相方の小遊三師匠も終始、デレデレしっぱなし。うれしそうにオヤジ全開の下ネタをこう連発した。
「はち切れんばかりのボディ、生ツバ、ゴクン」
「笹崎さん、安心してください、私の着物の下は、はいてない」
「速報です。笹崎アナの自宅に泥棒が入って下着を持ってったそうです」
ところが笹崎アナは、恥じらうそぶりで首を振りつつも、満面の笑みを浮かべて受け流すという余裕の対応。師匠の「病院に行きましょう。あそこはね、白い巨塔じゃありませんよ、白い巨乳ですよ」という“ド直球”にも、自分のバストを両手で隠すように押さえる“フェロモンテク”を繰り出して会場を沸かせてみせた。
さらにみずから下ネタで逆襲するのだから、百戦錬磨の師匠といえどタジタジである。
「小遊三さん、最近酸っぱいものが食べたいのぉ‥‥」
師匠が「う~ん、どうしようかなあ」と返すと、
「責任とってくださいね」
と、あたかもこのセリフが初めてではないかのように返すのだった。
ノリノリの笹崎アナは司会の桂歌丸師匠までネタにしてみせるなど、最後までその存在感を見せつけた。
「業界ではよく知られた話ですが、『笑点』ではアナウンサーや役者さんなど、落語家さん以外の出演者の回答例は基本的に放送作家が考えています。台本はキャラに合わせたもので、本人の意見も取り入れたうえで書かれています。笹崎本人も、このセクシー・キャラには納得しているということ。台本があるとはいえ、舞台の上で落語家さんを相手に下ネタであれだけ笑いを取れる、度胸と間のよさは天性のもの。やっぱり大物ですよ」(日テレ関係者)