お笑い芸人の骨折が相次いでいる。4月13日未明にはNON STYLEの石田明が打ち上げの帰り道に転倒。上腕部(二の腕)をアスファルトの地面に打ち付けて骨折した。翌日には早くも仕事復帰を果たしているが、今後、手術も必要になるという。
また、お笑いコンビ“dボタン”の三中元克も、3月中旬に路上で転倒し、腰骨を圧迫骨折していたことを明かした。三中は4月13日に出演した神保町花月にてコルセット姿を披露。完治まで1カ月かかると言われて入院していたという。これらの骨折について、芸能ライターはこう推測する。
「本人たちは転んだことが理由だと説明していますが、トラブルに巻き込まれた可能性もあり得ます。お笑い芸人は街中で絡まれることも多く、小突かれたり叩かれたりした経験はほとんどの芸人が持っており、たいていの場合は泣き寝入りになっているのが実情。2013年にはロバートの馬場裕之が男から暴行を受け、右腕を負傷したと報じられましたが、このように記事になることのほうが珍しいのです」
路上で転倒というケースでも、実際には押し倒されたり投げ飛ばされていた可能性もあり得る。とくに石田や三中のようなイジられるタイプの芸人は、一般人からもイジられることが多いようだ。彼らの骨折が単なる事故なのか、それとも事件だったのかは不明だが、今回の一件をネタに昇華することで、骨折り損とならないことを祈りたい。
(白根麻子)