国民的アイドルAKB48といえど、現在も活動を続ける卒業生たちには順風満帆な芸能生活を送るものは少ない。そんな中、10年間に渡り同グループを引っ張ってきた高橋みなみが8日に卒業。他のOGたちが苦戦を強いられる中、高橋がソロとしてどう立ち回るのかにも注目が集まっている。
「今秋にはソロアルバムがリリースされることが決まっている高橋ですが、様々な分野での活躍が期待されている。かねてより親密な関係をいじられている西川貴教が代表取締役を務める『株式会社突風』の特別顧問に就任したことも話題になりましたが、ただ仲が良いからというわけではなく、高橋のその人望の厚さを見抜いての指名のようです。ちなみに高橋が所属する芸能事務所の社長も『将来は政治家になってほしい』と熱望していますから、タレントとしてだけでなく別のフィールドでも第一線でやっていける器ではあると思います」(アイドル誌ライター)
ところが、6月に行うとあるファンイベントがネット上で批判を浴びている。そのイベントとは、ファンクラブ会員限定で行われる2泊3日の沖縄ツアーイベント。羽田空港発着コース、ホテル集合解散コースなど参加者の居住地に合わせて5つのコースが設けられているが、羽田空港発着コースは16万6000円、ホテル集合解散コースは12万円となかなかの“プレミアム料金”が設定されているのだ。
「イベントの日程表や宿泊ホテルも明かされていることから、一部の熱心なファンが高橋のイベントと条件が近い旅行プランを探して比較してみたところ、なんと約11万円も安いプランがあったようです。単純にその11万円分が、高橋がいることのオプション料金というわけでしょう。飛行機移動や自由時間を除いた高橋と交流できるイベントそのものの時間は多く見積もっても1日半。これに11万の価値があるのか、見極めるのはあくまで参加者たちですが、ネット民たちの間では『さっそく集金活動ですか?』と、すでにぼったくりイベントに認定されてしまったようです」(エンタメ誌ライター)
とはいえ、部外者には恐ろしく高額なツアーでも、懐に余裕のあるファンからは「それほど高額ではない」「リーズナブル」という声も聞かれる。どちらが正しいかは参加する本人次第というわけだが、なんだかんだ100枚単位でCDを買うファンもザラにいたわけで、熱狂的なファンにとっては嬉しいイベントにはなりそう。ツアー後の参加者たちの感想が待ち遠しい。
(田中康)