戦隊ヒロインを経て「究極の婦警コスチューム番組」に抜擢され、そのあどけなさと抜群のボディでブレイクしたさとう珠緒(43)。今なお結論が出ない「あの騒動」にもすべて答えます!
この4月から「横浜見聞伝スター☆ジャンEpisode:2」(テレビ神奈川)というドラマに出ているんです。私がオーピンクをやった「超力戦隊オーレンジャー」(95年、テレビ朝日系)と同じ戦隊ヒーローですが、私の役の年齢はなんと18歳! ヒロインの子が20代なのに、どうして私が10代なのかと(笑)。
私の番組って、なぜかヘンだなあと思うことが多いんです。戦隊モノなのに「オーレンジャー」では、水着でビーチボールをやって遊んでいるシーンがありました。あれは、プロデューサーの趣味だったなと思っています(笑)。
それから「出動!ミニスカポリス」(96年、テレビ東京系)ですね。これで私のことを知ってくださった方も多いと思いますが、最初はマジメに車を紹介する番組だったんですよ。それがいつの間にか「ローアングルでパンチラ狙い」になっていったんですね。CCDカメラとか、とんでもない使い方でした(笑)。
私たち初代は3人だけでしたから今でも仲がよくて、私の名前も売っていただいた演出のテリー伊藤さんには感謝しています。
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順風満帆だった芸能活動が、21世紀を境に逆風にまみれる。女が嫌いな女1位、所属事務所との裁判、そして「1億円のAVオファー」も衝撃だった。
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私のトレードマークの「ぷんぷん」のポーズは、初めて舞台に出た時にやったことなんですよ。私、特別な感じじゃなく、女性は誰もがやるものだと思ってて。ところが、そうじゃなかった(笑)。
それがきっかけで雑誌の「女が選ぶ嫌いな女性タレント」の1位にも選ばれましたけど、言われるうちが花と思いましたよ。今、考えても「ぷんぷん」の頃が1番、テレビにも出ていましたからね。
事務所社長との裁判は、昨年、私の全面勝訴で結審しました。私が美容整形の広告の仕事をキャンセルしたとして、損害賠償の支払いを求められたのが発端です。
とても引き受けられる内容ではなかったのですが、やがて、社長も連絡がつかない状態になってしまって。
決して悪い人ではないんですけど、周りにいた方達が変だったのかなぁと思います。
そして「AV騒動」は、アサ芸さんにもずいぶん書かれたと思いますが(笑)、話があったのは事実ですよ。私も知り合いの編集の人から「さるメーカーが1億円を用意してる」って聞かされました。
そして私のもとには「ハリウッドで映画を撮らないか?」という話で。2~3年前のことでしたけど、オーディションもなく、聞けば聞くほど怪しい内容。
「ベッドシーンもあるんですけど‥‥」
結局、そのオファーは完全にAVあってのこと。もちろん断りましたが、本当に「ぷんぷん」でしたね。