4月22日放送の「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)に初出演し、一気にその知名度も上昇した欅坂46。中でも注目を集めたのはセンターの平手友梨奈だ。14歳というチーム最年少の若さでセンターに抜擢された逸材なだけに、同番組でも「センター・平手に注目!」とテロップを出したり、カメラ割りも平手のカットが多めと彼女を引き立てるような演出が目立った。
それだけに視聴者はごく自然に平手に注目、同日のツイッターのトレンドに「センターの子」という平手を意味するワードが入るなど、強烈なインパクトを残すのに成功した。
しかし、お姉さんグループの乃木坂46同様に粒ぞろいだといわれる欅坂。当然、一般層にはまだ見つかっていない逸材も多い。
その中でも熱烈ファンが注目しているのが、欅坂にとっては初のユニットとなる「ゆいちゃんず」というデュオを結成し、デビューシングル「サイレントマジョリティー」のカップリングで「渋谷川」を歌っている今泉佑唯と小林由依の“Wゆい”だ。
「2人とも名前は“ゆい”ですが、対極の魅力を持っている現役女子高生です。今泉は欅坂加入前に『スマイル学園』というアイドルグループで活動経験があるメンバーで、いわばセミプロのような存在。そんな彼女が力を入れているのが握手会です。握手会を“にぎりんの会”と呼んでいる今泉は、すでにファンの間ではその“にぎり”対応が欅坂イチと話題になっているほど。本人もファンの名前をいち早く覚えようと意気込んでいますから、今のうちから握手会に参加していれば、覚えてもらえる可能性もあると思います」
こう語るアイドル誌ライターがさらに続ける。
「フレンドリーでファン対応がいい今泉とは反対に欅坂で一番クールな印象が強く、一匹狼のようなイメージがあるのが小林です。雰囲気はどことなく乃木坂の西野七瀬に似ている感じもします。物静かな子ですが、それだけにここぞという場面で見せる笑顔に釣られてしまう人も多いようです」
しかし、そんな2人の共通点はどちらも非常に高い歌唱力を持っていることだろうか。平手と共に今後はWゆいが欅坂のパフォーマンスを引っ張っていくことになるかもしれない。
(石田安竹)