嵐の櫻井翔が慶大卒の頭の良さを見せつけた。4月25日放送の「NEWS ZERO」の「イチメン」コーナーでのこと。この日取り上げた「ユニバーサルマナー検定」2級に見事合格したのだ。
同検定は今後日本に増え続ける高齢者や障害者をサポートするためのノウハウを学んで、実際の生活に生かすことを目的とした検定だ。昨年はホテルや小売業など、接客することの多い企業が団体で受験、約1万5000人が受験している。
「準3級、3級、2級があり、櫻井が受けたのは2級。2級は3級を合格しないと受けられないため、3級は合格済みだったようだ。『NEWS ZERO』の仕事は櫻井自身がやりたいと始めた報道キャスターで、本人の中で別格の仕事として位置付けられている。当然気合いの入れ方が違う」(芸能ライター)
番組では櫻井が車いすに乗ったり介助をしたり、いろいろな器具を装着して高齢者を疑似体験する姿を伝えていく。「段差が怖い」などリアルな感想が次々飛び出す中、注目されたのは合否だった。
「一応、きちんと勉強したので手ごたえはある」と櫻井が自信ありげに答えた後、村尾キャスターが「満点でした」と合格を発表。「満点でした? 100点ですか?」とウキウキの櫻井。思わず「あー、嬉しー、本当嬉しいですね。大切にいただきます。嬉しい。ありがとうございます」と感謝の声を連発した。
しかし、優等生の櫻井にとっては、これくらい朝飯前では?
「今回は勝手が大いに違って面食らってばかりだったようです。櫻井は計画的に順序立ててきっちり事を運ぶのが大好きなタイプ。だが、これはテキストが当日会場で配布されるため、予習ができないぶっつけ本番。当日は、講義70分、実技研修150分の後で、30分かけて検定試験を受けました。一般人に混じって受けた研修、その後に試験というのは大変な集中力がいります。それでも、満点合格してみせたのはさすがです」(女性誌記者)
「『ユニバーサルマナー』という名前の通り、これからは、誰もが知って身につけるマナーになれば、障害のある人もない人も住みやすい世の中になるのではないかなと思いました」と締めの言葉もキメてみせた櫻井。櫻井ファンの間で“後追い検定受験”がブームになるかもしれない。
(塩勢知央)