元プロボクサーの亀田興毅が急性アル中で都内の病院に緊急搬送されたのが明らかになったのは、5月12日のこと。亀田本人もブログで「必ず同じ過ちを繰り返さないようにします」と謝罪。その後もバラエティ番組などにも出演するなど元気な様子を見せつけた。ところが、旧知のスポーツライターも、
「興毅クンは現役時代は体のコンディションを考えて、ほとんど酒を飲まなかった。引退直後も特にアルコールを飲み始めたと聞いていなかったのに‥‥」
と首をかしげる。ところが、亀田が酒に目覚めたのはワケがある。それは4月30日に放送されたNHKBSプレミアムの旅番組「チョイ住み in 台北」でのことだった。芸能記者が語る。
「番組は元チェッカーズの藤井フミヤと亀田が、台湾のアパートで1週間共同生活をするという内容です。そこでほぼ毎晩、フミヤと亀田がアパートの部屋で酒盛りをするんです。酒豪のフミヤがもっぱらリードするカタチで、ビールやワインなどをがぶ飲み。最初は、ビールに口をつけるぐらいだった亀田も最後は『ビールがおいしいと初めて思った』とすっかりアルコールに目覚めていた。実際、番組PRの記者会見でも『(藤井さんに)ビールを教えてもらった』と上機嫌でした」
そんな番組放映からわずか10日間あまりでの救急車搬送。アルコールに“ノックアウト”されるようでは、コーチ役の藤井からの再指導が必要かもしれない。