最近はきちんと敬語も使い、目上を敬うなど、すっかりベビーフェイスとなったボクシングの世界チャンピオン・亀田興毅。
しかし、ヤンチャ坊主だった頃は、明らかに亀田より年上の記者が、「何ラウンドでノックアウトしますか?」と質問しても、「あぁ? 速攻、1ラウンドでやったるよ!」と答えるなど、まさにガキ大将気質だった。
だが、そんな亀田が思わず顔を紅潮させてムキになったことがあったという。スポーツ紙記者が言う。
「ある週刊誌の記者が、『すみません、興毅選手は弱い相手とばかり試合をしているという話もありますが?』と質問すると、表情が一変。目がまったく笑っていない笑顔で、『あん? 誰が弱い相手とばかりやっとるんや! なんやったら、今ここでオレとやってみるかぁ~!!』とチンピラみたいに凄みだしたんです」
もちろん、この週刊誌記者は格闘技経験のない一般人。震えながら未来の世界チャンピオンからの“緊急スパーリング”を丁重に断ったのは言うまでもないが、そもそも仮にこの記者と戦って勝ったところで、強さの証明にはならなかったと思うが…。