サッカー日本代表でイタリアセリエA・ACミラン所属の本田圭佑がシーズンを終えて日本に帰国した。本田の帰国といえばド派手なファッションが思い浮かぶが、今回は一風変わった服装でどう評価していいものかファンも判断に困っているという。
この日の本田の衣装は麦わら帽子にまん丸レンズのサングラス。グレイのTシャツに夏らしい涼しげなジャケットをはおり、下はひざ上の青い半ズボンというスタイル。これをファッションライターはこう評価する。
「オフシーズンということでバカンスをイメージしたコーディネートにしたのでしょう。これまで本田選手はよくスリーピースのスーツ姿で帰国することが多かったのでこれは異例のことですね。だらしなくなりそうなところをそうならず、うまくまとめているのはおしゃれ上級者を感じさせますが、見方によっては観光地のチャラい兄さんとも言えます。ネットで『海賊王か』と突っ込まれていたのを見て、妙に納得してしまいました」
こうなると以前のスーツもダサく見えてくるようで、ファンからは「自分がおしゃれ番長だと勘違いしているのかもしれない」「もうやめたほうがいい」と忠告の声が巻き起こる始末。
「以前、『なぜこのような派手な服装をするのか?』と聞かれた本田は、中田英寿氏の存在をあげていました。中田氏は『子供たちにプロサッカー選手はかっこいいと思ってもらい、それに憧れてサッカーをやってくれればいい』と派手な服を着ていました。本田もその考えを受けついでいるわけです」(サッカージャーナリスト)
中田氏の教えが浸透しているのか、本田に限らずサッカー界にはおしゃれな服装を好む選手が多い。それがうまくいけばいいが、失敗してしまうこともあるようだ。
「服装で失敗した選手といえば、ブンデスリーガのフランクフルトに所属する長谷部誠選手でしょう。長谷部はかつて帰国した時に、胸にデカデカと『THE END OF LOVE』と書かれたグレーのTシャツを着ていたことがあります。もうこの時点で相当にダサいのですが、フジテレビの本田朋子アナとの破局が報じられた頃だったので、このTシャツには何か意味があるのではないかと噂されたものです」(前出・サッカージャーナリスト)
ファッションではなくプレーのほうで注目されたほうが、子供たちのサッカー人気は増すと思うが‥‥。