ダブル不貞行為が発覚したばかりのファンキー加藤が6月7日、大阪・京セラドームで行われたオリックス-中日戦の始球式に登場。ノーバウンド投球で観客を沸かせた。
直後のマイクパフォーマンスでは「このたびはお騒がせしてしまい申し訳ありません」と謝罪。客席からは笑い声もあがっていたが、実はこのシーンに多くの野球ファンが激怒したという。スポーツライターが憤慨した様子で語る。
「始球式を辞退しろと言うほど野球ファンの心は狭くありません。しかし謝罪発言をよりによって神聖なマウンドの上で行ったのはおかしいでしょう。しかもマイクを受け取った後に自分からマウンドに上がったのですから、開いた口がふさがりませんね。こんなシーンを見てしまうと、彼にとっては謝罪もひとつのパフォーマンスに過ぎないのかと残念な気持ちになりました」
その加藤は中学時代、なんと野球部に所属していたのである。野球経験者にとってマウンドがいかに神聖な場所なのかは常識のはず。だが日本武道館など大きなステージに上がってきた加藤には、最も目立つ場所に上がることがアーティストの性として沁みついてしまっているのかもしれない。
(金田麻友)