平愛梨との交際を認め、今や幸せいっぱいの長友佑都。6月3日のブルガリア戦では、スタンドで応援を送った平の前で見事なアシストを決めてプレーでも絶好調ぶりをアピールした。そんな長友だが、どうものんきに「アモーレ」などと言っている場合ではなさそうなのだ。
6月6日、中国の大手企業・蘇寧グループがイタリア・セリエAのインテル・ミラノを買収したと発表。蘇寧グループは欧州でのブランド向上のためにインテルを使っていくという。今や欧州のサッカークラブは世界の大資本に次々と買収されており、岡崎慎司が所属するレスターもタイの企業がオーナー。ちなみに中国資本が欧州主要クラブを買収するのは今回が初めてだ。
「中国企業が経営を担うことで、日本人の長友が追い出されるのではないかと心配する声があります。セリエAのEU圏外選手枠は3で、長友はその1つを使っています。もし蘇寧が新たに中国人選手を入れたいとなれば、追い出されてしまうかもしれません」(サッカーライター)
長友は今年4月に2019年までの契約を結んだばかりだが、そんなものはあてにならないのは過去の移籍を見れば明らかだ。格安で格下のリーグのチームに売り飛ばされる可能性は十分ある。
「インテルの買収が決まった後、蘇寧グループのひとつ蘇寧電器のサイトでインテルのユニフォーム販売が始まったんですが、どうもこれがオリジナルと微妙に違うパチモノのようなんです。中国らしいといえばらしいのですが、果たしてインテルという名門チームを運営していけるのかどうか、いきなり不安にさせられてしまいました。長友がこんな雑な扱いを受けなければいいのですが‥‥」(前出・サッカーライター)
新生インテルにとって長友が“アモーレ”であること祈るしかない。