調査結果を公表し政治資金をめぐる一連の問題についてケリをつけたい舛添都知事だが、都議会の代表質問でも槍玉に挙げられるなど騒動は収まる気配すらない。そんな中、みのもんたが次の都知事として名乗りを上げた。
衝撃の発言をしたのは、インターネットテレビ局の報道番組「みのもんたのよるバズ!」でのこと。離婚後300日以内に女性が子供を産んだ場合、前夫の子供でなくてもそう扱われてしまうため、戸籍の手続きを取らない母親が増えているという問題を取り上げ、解決させるために「俺が都知事になるかな」と発言したのである。
「もちろん冗談だと思いますが、まったくの冗談には聞こえないのがみののすごいところ。世論がどう反応するのか気象観測的に打ち上げている可能性もあります。後任候補として東国原英夫氏や橋下徹氏、山本太郎氏の名前が浮上していますが、それらに比べればみののほうがいいという意見が出てくるのを期待しているのかもしれません」(テレビ関係者)
だが、現実はそれほど甘くはないようだ。みのの発言が伝えられると、SNSなどでは大ブーイングが起こっている。中にはあれだけ批判されている舛添都知事のほうがまだマシだという意見まで。その理由は女性問題。かつて番組中にアシスタント女性の下半身を撫で回したとされるハラスメント事件を受けて、また同じような事件を起こすのではないかと危惧されているのだ。
「以前、女子大生に対するハラスメント問題で知事の地位を追われた人がいましたが、どうやら東京都がそれと同じレベルに落ちてしまうのを恐れているようです(笑)。公務中、秘書の下半身を撫で回して知事をクビになったともなれば、東京都の恥ですからね」(芸能ライター)
“第三者の目”で厳しく見ると、みのの「資質」もまた微妙か‥‥。