連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK)に出演中の川栄李奈が、和装での花嫁姿を披露した。これは6月17日の第65回にて放送されるもので、川栄は文金高島田に結った髪を覆うように角隠しを被り、その姿はまさに花嫁そのもの。まだ21歳の若妻姿には、AKB48時代からのファンもニンマリとしてしまうはずだ。そんな川栄の花嫁姿を女性誌のライターはこのように評価する。
「川栄さんはアイドルとしてはかなり薄めの顔だと思いますが、それが和装にはむしろハマっているように感じます。これが板野友美さんのように細面の顔つきだと全体のバランスが悪くなりますし、前田敦子さんだと特徴的な目元が目立ち過ぎて、やはり和装は似合わないような気がしますね。大島優子さんですか? 和装自体は似あうと思いますが、胸の大きさと醸し出す貫録のおかげで、花嫁というより女将さんっぽく見えそうです」
アイドル時代には「薄すぎる」と言われていたルックスが、女優転身後は何かと功を奏しているのが川栄の不思議なところ。仕出し屋の娘を演じる「とと姉ちゃん」では視聴者から「本当にこういう子が働いていそう」と評されている。そんな川栄の今後について、テレビ誌のライターはこう指摘する。
「AKB48の総選挙では16位が最高でしたが、女優としても見た目の薄さゆえに主役クラスは難しいと思います。とはいえ、すでに演技力は高く評価されていますし、アイドル時代に鍛えた体力は厳しい芸能界を生き抜くには宝物となるはず。おそらく名バイプレーヤーとして細く長く活躍する女優になりそうです」
今秋公開の劇場版「デスノート」では、次々に殺人を犯す役に挑む川栄。清純派女優なら敬遠する役もいとわない姿勢は、主演映画が爆死した板野とは対極にあるのかもしれない。
(金田麻有)