6月18日に行われた「第8回AKB選抜総選挙」。その直前の16日、AKB48メンバーの篠崎彩奈がバセドウ病と診断され、劇場公演などをしばらく休むことが明らかになった。バセドウ病は、静かにしていても心臓が激しく動いている病で、そのため体力を激しく消耗する。
「バセドウ病と診断されながらも、篠崎は病気を押して総選挙に出ました。しかし、まさかの圏外に。1日に発表された速報では74位に入っていたので、本人もイケると思っていたのでしょうが‥‥」(アイドル誌編集者)
篠崎には当面は治療に専念し、再び元気な姿で復活してもらいたいものだ。
その篠崎以外にも、AKBメンバーには病気や体調不良のために活動を休止したり、脱退しているメンバーが意外と多い。
「“時期エース候補”と呼ばれながら、今回の総選挙で8位になった島崎遥香は、昨年の8月にぜんそくによる体調不良でしばらく休んでいました。当時の激ヤセした姿が、ファンの間でも心配されていましたね。昨年の12月に卒業公演を行った名取稚奈は、自律神経失調症を患っていました。病気による卒業ではないと言っていましたが、やはり続けるのが難しくなったのかもしれません」(女性誌記者)
これもメンバー内での熾烈なライバル争いが原因だと見る向きもある。
「バセドウ病や自律神経失調症は、ストレスが原因で発症するケースがとても多い病気。10代のアイドルが政治家並みの選挙で勝ち抜くのは、並大抵ではありません。早めに卒業して自分の道を探すのもある意味、正解かもしれません。放送中のNHK朝ドラ『とと姉ちゃん』で演技力を評価されている元メンバーの川栄李奈の成功例もありますし」(スポーツ紙デスク)
その意味では、頂点に立ったHKT48・指原莉乃が最も「タフなメンタルの持ち主」と言えそうだ。