実写化不可能と言われた「週刊ヤングマガジン」で連載中の漫画「でぶせん」が今夏、オンライン動画配信サービス「Hulu」でドラマ化されるという。
「原作は安童夕馬、漫画は朝基まさしが担当し、2014年から連載がスタートしました。元々は『サイコメトラーEIJI』の原作者である安童氏が18年前に同作で脇役として登場させたのが発端。女装マニアのヘタレなキモメンが、不良ののさばる荒れた高校に女教師として転がり込む。偶然と誤解と奇跡のトリプル効果で、手の付けられない生徒たちを次々更生させていってしまう学園コメディで、非常識すぎる教師やとんでもない生徒がわんさか登場し、ハラハラドキドキのありえないシーンが展開されます。ほろりとさせるエピソードや色っぽいシーン満載の学園生活が描かれています」(コミックライター)
キャストが後日発表となったことから、早くもネットでは様々な主役候補の名前が飛び出している。中でも本命視されているのが、女装タレントのマツコ・デラックスだ。ネットライターが説明する。
「女装マニアのデブ男の設定から、マツコ・デラックスが本命視されています。マツコは『ナサケの女 ~国税局査察官~』や『三毛猫ホームズの推理』などのドラマに出演しましたが、あくまで味のある演技という代物でした。まあ、今回の役どころが気に入ったとしても、レギュラー番組が8本。スケジュールがいっぱいいっぱいで、とても主演する時間はないと思いますが」
漫画誌の編集者の予想はこうだ。
「ドカ食いキャラなので、ホンジャマカの石塚英彦、内山信二、松村邦洋、彦摩呂といったグルメ系もありかな。ただ、女装させると化け物になりそう。となると、女芸人の渡辺直美、柳原可奈子、ハリセンボンの近藤春奈、森三中(大島美幸、村上知子、黒沢かずこ)あたりか。演技力重視なら、近藤だが、芸達者な渡辺や柳原も捨てがたい。映画で男役を熱演した大島もイケそうです。女好きで日々妄想にひたるイケない男子役だけに、見事演じきれれば演技開眼、オファー殺到のチャンスが転がり込みます」
髪型ならバナナマンの日村がうり二つ。発表が楽しみだ。
(塩勢知央)