清原和博の「薬物事件」も5月に裁判が終わったが、本人は現役時代の薬物使用に関しては一貫して否定し続けた。
これまでの一連の報道でも疑惑は投げかえられ続けてきたが、ここへきて新証言が出てきたのだ。清原のオリックス時代を知る関係者が語る。
「オリックスの室内練習場に清原が薬物をキメるために使用していた“秘密の部屋”があったんですよ」
オリックスの室内練習場といえば、若き日のイチローが汗を流した聖地。合宿所「青濤館」に隣接しているが、同合宿所の406号室は、イチローの退寮後も「鈴木一朗」のネームが残り、誰も入らなかったことで有名だ。
まさか、日米通算安打記録を更新し続ける天才を育てた聖地が汚されていたとは信じたくもないが‥‥。
「練習場の奥に『プール』と書かれた扉があって、清原がその中に消えていくと、出てきた時にラリッているように見えたというんです。当時はさすがに薬物なんて疑ってもいなかったようですが、今にして思えばということで、複数の目撃者が思い返している」(前出・関係者)
無冠の帝王にまつわる不名誉な記憶はこうして語り継がれていくのだろうか‥‥。