リオ五輪まであと少し。オリンピックといえばふと思い出されるのはシドニー五輪、アテネ五輪、北京五輪と3大会連続でテレビ朝日のオフィシャルカメラマンを務めた福山雅治だ。
前大会のロンドン五輪でも現地入りして撮影し、のちに本を出している。当時は「ただのイケメン俳優にちゃんとした写真が撮れるのか」と批判が集まったものだった。
そんな“スポーツカメラマン”福山だが、リオ五輪ではだんまりを決め込み、まるでカメラマンの過去などなかったかのようだ。
「先日、福山がテレビ番組の撮影でブラジルに行くと聞いたので、てっきりカメラマンとしてリオ五輪を取材しているところを番組にするのかと思ったのですが、実際はブラジルサンバの取材でした(笑)。どうやら今年は“発注”がなかったようです」(マスコミ関係者)
それも当然か、現場での評判は芳しくなかったようなのだ。フリーのスポーツカメラマンが証言する。
「女子ソフトボールの試合を撮影した時のことです。私のすぐ横で福山がカメラを構えていました。その隣にカメラを持っていない人がいるので誰かと思っていたら、彼のアシスタントなんです。いやアシスタントというよりアドバイザーですね。構図や絞り、シャッタースピードなどほとんどアドバイザーが決めていて、福山はただシャッターを切るだけ。あきれるのを通り越して笑ってしまいました」
福山が切り取るリオ五輪を見てみたかったのだが残念だ。