「名古屋のみのもんた」がラジオ生放送中に女性パーソナリティを暴行して番組が打ち切られた。が、こんなケースは実は氷山の一角。収録番組のように編集できないナマの現場では、常に「事件」が起きていた。出演者やスタッフが青ざめ、憤慨、赤面し、視聴者が驚愕した最新ハプニングを一挙ノーカットでお届けしよう。Oh! キョーレツ!
リスナーも耳を疑う事件が起きたのは、6月27日の「宮地佑紀生の聞いてみや~ち」(東海ラジオ)のオンエア中だった。パーソナリティで「名古屋のみのもんた」と呼ばれる大人気タレント・宮地佑紀生(67)がラジオブース内で、共演者の神野三枝(50)にいきなり襲いかかったのだ。
番組開始から2時間近くたった14時55分頃。プレゼント当選者の発表中、神野が戸惑いの声を上げた。
「痛い痛い、えっ、何ですか!?」
混乱しながら神野が進行すると、今度は「ゴッ!」という、マイクが何かにぶつかる音が響く。
「痛っ、何です!? ごめんなさい‥‥」
泣きそうな声で神野が謝ったあと、何事もなかったかのように番組は続いた。
「宮地さんがキレた理由は、当選者がお礼のお菓子を持ってきた件を神野さんが伝えたことが気に入らなかったからでしょう。神野さんの膝を何度か蹴ると、宮地さんは『いただいた人のやつはいただきゃええがね』と言ってマイクで唇を殴った。お菓子を持ってこないと当選しない、と思われるのが嫌だったのかもしれません」(番組関係者)
このあと、事態はさらに急展開する。前出・番組関係者が続けて明かす。
「神野さんの顔が腫れていたことに気づいた旦那さんが、本人から事情を聞いて被害届を出すことを決意。コトを荒だてたくなかった神野さん本人は嫌がったのですが、結局、一緒に警察に行きました。番組プロデューサーらに相談はなく、スタッフが被害届提出を知ったのは、暴行事件がニュースで報道される1時間前。慌てて神野さんの携帯電話に連絡したけど、つながりませんでした」
後味の悪さを残し、約20年間続いた番組は即刻、打ち切りとなった。
一方、3月2日放送の情報番組「ゴゴスマ」(TBS系)でガチンコバトルを展開したのは、東国原英夫氏(58)と上西小百合衆院議員(33)。東国原氏がテレビ番組で上西氏の国会欠席問題などを批判したことで、ツイッターで上西氏がかみつく展開となり、それがテレビ公開バトルへと発展したのだ。
だが、蓋を開けてみれば、上西氏は公務の都合で遅刻し、論点が終始かみ合わずグダグダのままケンカは終わろうとした。するとバトルを見ていた外野から「東が‥‥」の声が。驚いた東国原氏が「あんた誰ですか?」と問い返すと、上西氏の公設秘書S氏だった。呼び捨てされたことについて東国原氏が追及すると、S氏は「上西に『東が』と言っている」などと応戦し、そのまま放送時間いっぱいとなった。「場外バトル」直後、記者がS氏にこの件について聞いたところ、
「大阪維新の会が東に(上西氏批判のもととなった)ガセネタを流してて、東がそれを信じ込んじゃって。あの人、ちょっとうつ気味じゃないですか」
呼び捨てをやめるつもりはなかったようで‥‥。