2月5日放送の「バイキング」(フジテレビ系)で「週刊文春」の話題となった際、「文春はハニートラップで女性記者が罠にかけてくる」と発言した元宮崎県知事でタレントの東国原英夫。
これに対し文春は、2月18日発売号で「東国原英夫“ハニートラップ”発言に本誌女性記者が大反論」とする記事を掲載。その後、東国原は2月26日放送の同番組で女性記者に「公開討論」を呼びかけた。
文春とのバトルと同時に、東国原は維新の党を除名された上西小百合衆院議員とも激突。こちらも公開討論に向け「上西氏の周辺調査」を行っていると、2月24日に自身のツイッターで明かした。
次々ときわどい発言を続け、注目を集める東国原だが、その背景には何があるのだろうか。
「世間から飽きられないための見事な営業努力ですよ」と語るのは、バラエティ番組を手がける放送作家である。
「東さんはいわゆる劇場型の振る舞いこそが自分の存在感を発揮する方法だと考えています。橋下徹前大阪市長を彷彿とさせる『敵を作るスタイル』ですね。タレントとしても目立つうえ、いつでも政界復帰できる準備の意味合いもあるのではないでしょうか」
今夏の参院選への出馬も噂されているが、果たして劇場型の行き着く先は──。
(白川健一)