女優の綾瀬はるかが、「日経エンタテインメント!」が、2008年から毎年発表している「タレントパワーランキング」で北川景子、有村架純らを押さえて女優部門1位に輝き、4年連続でトップとなった。同企画はタレントの「認知度(顔と名前を知っている)」「関心度(見たい・聴きたい・知りたい)」の調査を基に、「タレントパワースコア」を算出、ランキング化したもの。しかし、綾瀬はその知名度に反して、このところ女優としての評価はかんばしくない。
「『JIN』(TBS系)などのヒットドラマに出演、紅白歌合戦の司会まで務めていますが、これといった代表作はない。しかも、1月クールの主演ドラマ『わたしを離さないで』(TBS系)は平均6%という同クールの民放ドラマ最低視聴率を記録。4月に主演したNHK『大河ファンタジー 精霊の守り人』も視聴率1ケタと爆死しています」(テレビ関係者)
映画も「ひみつのアッコちゃん」(12年)、「リアル~完全なる首長竜の日~」(13年)、「万能鑑定士Q」(14年)、「ギャラクシー街道」(15年)など、主演級の作品は4本中3本のペースでコケている。
「彼女の女優としてのパワーに陰りが見えてきているのは事実。代表作と呼べるような大ヒット作品を生み出さないことには、来年は1位から転落しそうです」(芸能関係者)
今年は女優としての正念場となりそうだ。