4月2日に放送された綾瀬はるか主演のドラマ「大河ファンタジー 精霊の守り人」(NHK)第3話の視聴率が、7.1%だったことがわかった。同ドラマは3年に渡って放送されるが、3話にして早くも視聴率1ケタとなった。
「『精霊の守り人』は、NHKが莫大な制作費を投じたものの、視聴率は初回から11.7%と奮わず、その後の2話も10.3%と下がり続けていました。そして最新の3話では一気に7.1%まで急下降。このドラマはファンタジーだけに、豪快なアクションやCGなどを求める視聴者が多いのですが、本編は会話パートが非常に多く、退屈に感じた視聴者にチャンネルを替えられてしまったのかもしれません」(テレビ誌記者)
この日は「世界一受けたい授業SP」(日本テレビ系)や「世界フィギュアスケート選手権」(フジテレビ)など強力な裏番組の影響を受けた可能性もあるが、一方で綾瀬本人にかつてのようなタレントパワーがなくなってきているとの指摘もある。
「綾瀬は1月期に主演ドラマ『わたしを離さないで』(TBS系)が平均6%という同クールの民放ドラマ最低視聴率を記録しています。それだけに今回、過酷なトレーニングまで積み、『精霊の守り人』で名誉挽回したかったようですが、結果的に厳しい状態にある。しかも、このドラマは3年もの間続くわけですから、もしこのまま数字が下がり続ければ、ドラマ界で“綾瀬は終わった”との声が噴出するのは避けられません」(前出・テレビ誌記者)
次回でシーズン1が完結となる「精霊の守り人」。続編が放送されるのは2017年だが、はたしてどれだけの視聴者が、シーズン2についてきてくれるのだろうか。
(森嶋時生)