7月21日発売の「週刊文春」が、東京都知事選の候補者、鳥越俊太郎氏の過去の女性問題について掲載した。当時20歳だった女子大生に、鳥越氏が関係を迫ったというものだ。これに対し、鳥越氏側は事実無根だとして抗議文を送付。さらに同誌に関する名誉毀損容疑などで東京地検に告訴状を提出した。
「真偽はともかく、少なからず選挙には影響するでしょう。特に女性票が離れて行くことは間違いなく、離れた票の多くは小池百合子氏に流れると見られています」(政治部記者)
7月20日、鳥越氏は世田谷区の保育施設を訪れた際、報道が出ることについて質問されたが、回答しなかった。そんな鳥越氏に苦言を呈したのは、橋下徹氏だ。
「橋下氏は自身のツイッターで『あれだけ報道の自由を叫んでいたのに自分のことになったらちょっと尻の穴が小さくないか?』とつぶやき、さらに『政治家に対しては差別報道・人格攻撃を除いて、とことん報道するのが民主主義。鳥越さん、訴える前に、いつも政治家に言っていた説明責任を果たしなさい』と意見を述べています。これにはネット民から『橋下が正しい』『他人に厳しく自分に甘いんだな』『宇野首相を退陣に追い込んだ鳥越さんだからこそ、説明責任を果たしてほしい』など、橋下氏に賛同し、鳥越氏の説明責任を求める声が多数書き込まれています」(芸能ライター)
果たして鳥越氏はこの件について語るのか。そして選挙にどれほどの影響が出るのか。