7月23~24日にバラエティ番組「FNS27時間テレビ」(フジテレビ系)が放送された。同番組のクライマックスで行われたバスケット企画では、視聴者から不満の声が続出したという。
「番組の最後にジャニーズの『Hey!Say!JUMP』メンバーと、一般高校生を含めた27人が、バスケットボールを繋げてダンクするという企画を行いました。しかし、最初の『Hey!Say!JUMP』メンバーの段階で、何度もボールを落下させてしまい失敗。最終的に時間がなくなり、ボール繋ぎが失敗しているにもかかわらず、強引に続行してクリアというグダグダな展開で番組はそのまま終了しました」(テレビ誌記者)
放送直後には視聴者から「SMAPや嵐ならきっと成功してたに違いない」「ちゃんと練習してから挑戦してほしかった」「Hey!Say!JUMPは“持ってない”」など、グループへの辛辣な意見が殺到したが、フジテレビがそこまでしてジャニーズアイドルを起用し、バスケットボールをアピールしたのには、理由があったという。
「フジテレビはこの9月から、テレビ史上初めて、バスケットボールのBリーグをゴールデンタイムで中継することが決定しています。フジや関係者は、かつてのプロ野球やJリーグのようにバスケを流行らせたいため、今回の『27時間テレビ』でも、最初から最後までバスケ企画をメインにして押し通したのでしょう」(前出・テレビ誌記者)
Hey!Say!JUMPは、「27時間テレビ」の冒頭から出演し続けていたため、疲労困憊状態でバスケ企画に挑むこととなった。バスケに関しては素人でもある彼らが、フジテレビの企画によって視聴者から責められてしまうのは気の毒と言えるかもしれない。
(森嶋時生)