7月23日放送のラジオ番組「ヤングタウン土曜日」で、明石家さんまが大ヒット中のスマートフォンゲーム「ポケモンGO」について言及。「ゲームやネットでテレビの客を取られている」という現状を危惧し、「テレビ界に生きてきた人間としてはテレビ界に客を引っ張らないといけない。今日から『ポケモンGO』を敵とみなす」と宣言したのだ。
連日、大きく報道される「ポケモンGO」フィーバーは、さしもの“お笑い怪獣”も看過できないのだろう。しかし、この「ポケモンGOは敵」宣言には異論反論の声が少なくない。
「ネット上には『ゲームに負けを認めるのか』『テレビが面白くないのだからポケモンGOは関係ない』『ゲームのせいにしているうちは、視聴者離れは止まらない』など、否定的な意見が見られます。さんま自身が『ツムツム』にハマッたことを告白しており、『一度やったらおしまい』と語っていましたが、その言葉自体を敗北宣言と指摘する声もあります。なにより、今のテレビにはゲーム業界のスポンサーが多く、さんま自身も釣りゲームのCMに出演していましたからね。その点についても、『どの口が言うのか』『さんま以外の若手が言ったら干されるな』とも書き込まれています」(芸能ライター)
「ポケモンGO」が発売されて最初の土日。自身も出演していた「27時間テレビ」は7.7%という史上最低視聴率となってしまった。「ポケモンGO」のせいかどうかは定かではないが、さんまが歯をムキ出しにして敵視する相手の勢いは、当分収まることはなさそうだ。