昨年はナインティナインが総合司会を務めるも平均視聴率10.4%と、例年以上に低い数字を叩き出したフジテレビの「27時間テレビ」。賛否ありながらも、夏の風物詩的番組となった同番組の新たな総合司会に、早くもウッチャンナンチャンの2人が内定したと言われている。
内村光良は「優しい人なら解ける クイズやさしいね」「痛快TVスカッとジャパン」の2本の番組を同局で持っており、相方の南原清隆は同局では現時点で冠番組はないものの、一部報道によれば春から南原MCの番組がスタートすることになっているとのこと。着々と“本番”に向けて、ウンナン推しの準備は進んでいるようだ。
最近は、好感度でもかつての全盛期並みに再浮上中のコンビだけに、フジテレビも大きな期待を寄せているようだ。しかし報道後、ネット上では「ウッチャンナンチャンに内定? ふ~んって感じ」「とにかく企画がつまらないから観ませんよ」「つまりNHKのコント番組みたいにしたいわけ?」「視聴率も今度は1ケタじゃない?」といったコメントが殺到し、大方が爆死濃厚と見ているようだ。
そんな中、唯一、高視聴率を叩き出せる秘策があるとエンタメ誌ライターが説明する。
「正直いって、『27時間テレビ』自体が“つまらない”という考えが完全に根付いてしまっている。それを覆すには、企画よりもスペシャルなゲストが必要。内村が総合司会の大役を務めるのだから、現在休業中のベッキーをこのタイミングでこそ復活させるべきでしょう。出演すれば数字は間違いなく稼げます。瞬間的には30%近くいくのでは?2人は『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で共演していますし、固い絆で結ばれている。21日に放送された同番組でも、内村は『ベッキー、うちは今こんな状態だ』と放送を通じてメッセージを送っていますしね」
いま、キー局の中でもっとも数字が欲しいといえばフジテレビ。司会者の次に“ベッキー”の名前が挙がっても何ら不思議ではない。
(佐伯シンジ)