「ドラゴンボール」に「北斗の拳」とジャンプ漫画がハリウッドで実写映画化されて成功したためしがないことから、現在撮影中の「DEATH NOTE」もファンから大いに心配されている。L役に黒人ラッパーが起用されたこともあって、配役には特に注目が集まっているようだ。
そんな中、アメリカのメディアが死神リュークをウィレム・デフォーが担当すると報じて反響を呼んでいる。
「ウィレム・デフォーは『プラトーン』でアカデミー賞最優秀助演男優賞にノミネートされたこともある名優で、主役よりはクセのある悪役として起用されることが多い。口が大きくて笑うと耳まで裂けたように見えるのでリュークにそっくりだとアメリカでは早くも評判になっていますよ」(映画評論家)
確かに顔はそっくり。これは期待してもよさそうだが、アメリカではその後、一転して批判を浴びることとなってしまった。
「理由はウィレム・デフォーがリュークを演じるのではなく、声を担当するだけだからです。せっかく似ている俳優を引っ張ってくることができたのに、声だけとは何事かというわけです。いわばファンが先走ってカン違いしただけなのだが、それもわからなくはないですね」(前出・映画評論家)
どうやら「DEATH NOTE」も「ドラゴンボール」などの前例と同じ道を歩んでしまうことになるのかもしれない。