リオ五輪の取材に各局のアナウンサーが大挙して繰り出し、朝に晩に選手の活躍を報じている。しかし、選手以上に舞い上がっている姿を見せ、不評を買っているアナもいるようだ。
「『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で“無表情”“手抜き”などといじられることの多い徳島えりかアナは、普段の無愛想な態度が一変。別人のように笑顔を振り撒き、視聴者からは『こんな人だったっけ?』などという声があがっています。プロフィールには『アナウンサーとしてのやりがいを感じるとき/なかなか行けないところに行けるとき、なかなか会えない人に会えるとき』と答えており、リオ五輪はまさにその両方が叶う絶好の機会。しかし、あまりの態度の違いに、普段の番組もこのテンションでやれよと突っ込みたくなりますね」(テレビ誌ライター)
他局のアナも、ツッコミどころ満載のやりとりは枚挙にいとまがない。
「金メダルを目指していて銅メダルを獲った選手に対して、『メダルへの思いは強かったですか?』と聞いたアナがいましたが、何を引き出したかったのか謎です。4年に一度のオリンピック。メダルへ強い思いをもたない選手はいないでしょう。ほかにも子どもや家族の話を出して、お涙頂戴的な展開に持って行こうとするなど、安っぽいやりとりには辟易します」(週刊誌記者)
リオ五輪が終わったら人気が大幅にダウン、などということにならないように、各局アナウンサーには気を引き締めていただきたい。
(伊藤その子)