8月18日に放送された松嶋菜々子主演のテレビドラマ「営業部長 吉良奈津子」(フジテレビ系)第5話の視聴率が5.2%だったことがわかった。
「『吉良奈津子』は初回こそ10.2%と、なんとか2ケタ視聴率を記録したものの、2話以降は徐々に数字を落とし、5%台まで下落しました。松嶋といえば主演ドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)で視聴率40%を記録していたにもかかわらず、現在はそこから35%も視聴率が下がるという非常に厳しい状態となっています」(テレビ誌記者)
「吉良奈津子」は、産後に職場復帰した主人公が、仕事と家庭を両立させるために奮闘する姿が描かれている。しかし、ベビーシッターと夫による不貞要素が女性視聴者から批判されており、評価は芳しくない。
そんな同ドラマはこのまま数字が下がり続ければ、打ち切りの可能性もあるという。
「通常、ドラマは全10話で制作されますが、『吉良奈津子』は5話の時点で視聴率が5%まで下がってしまいました。そのため、このまま最終回まで続ければ、さらに悲惨な数字へと落ち込むことが予想され、打ち切りとなっても不思議ではありません。また松嶋の夫・反町隆史は、10月からの『相棒』(テレビ朝日系)で殉職の噂が上っており、このままだと夫婦揃ってリストラの危機とも言えるでしょう」(前出・テレビ誌記者)
松嶋は秋から菅野美穂主演ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」(TBS系)で2番手を演じることになっている。しかしTBSの金曜ドラマ枠は現在、「神の舌を持つ男」が視聴率3%台と苦戦しており、松嶋にとっては次回作も厳しい戦いとなりそうだ。
(森嶋時生)