8月28日に東京・味の素スタジアムで開催された夏フェスの「a-nation」に浜崎あゆみが大トリとして出演。雨が降りしきるなか全8曲を熱唱した。メディアでは「5万人が熱狂」などと盛況ぶりが報じられているが、実際は昨年と同様の空席祭りだったという。音楽ライターがこっそり耳打ちする。
「雨の影響もあって客足はフェス序盤からかなり厳しかったですね。しかもSHINeeのテミンや防弾少年団など集客力のある韓流が序盤に寄せられており、彼ら目当ての女性客は早々に退散。さらには浜崎の出番直前に雨が強くなり、アリーナ席から次々と人が逃げ出す有様でした」
それでも浜崎は「行くぜ東京!」との絶叫で客席を煽り、途中で3回も衣装替えするなど派手なステージを展開した。だがその衣装があまりにもダサいと、逆の意味で話題になっているのだ。音楽ライターが続ける。
「最初の水色衣装はわき腹が丸出しで、まるで色違いのT.M.Revolutionのよう。それでいてロングブーツのせいか足がひときわ短く見える始末で、客席からは『女子プロレスラーみたい』との声も飛ぶほどでした。終盤では浴衣に着替えてトロッコで場内を一周したのですが、裾をまくりあげた姿は田舎のヤンチャな女子そのもの。ハッピ姿のダンサーと一緒に踊る姿は夏祭りで盛り上がるヤンキーのようでしたね」
昨年は網タイツ衣装がボンレスハムと酷評された浜崎だが、今年はできそこないのT.M.R.を披露。よりによって大舞台で珍衣装を披露する理由を知りたいものである。
(金田麻有)