8月26日、息子である高畑裕太容疑者が起こした婦女暴行事件について謝罪会見を開いた女優の高畑淳子。記者からの厳しい質問にも気丈に答え、64分という長丁場を乗り切った。
その会見で裕太容疑者の性癖や性欲について質問、大バッシングを浴びたフジテレビ「直撃LIVE グッディ!」の大村正樹キャスターが27日、自身のフェイスブックで「批判を真摯に受け止める」と謝罪した。
「性犯罪者には余罪があるケースが多いので、大村キャスターは以前に似たようなことがあったかどうかを含めて性についての癖を聞きたかったのかもしれません。しかし、まだ事件の詳細も明らかになっていないなかで母親にする質問することではなかった」(女性週刊誌記者)
フルボッコ状態の大村キャスターだが擁護する意見もある。元フジテレビアナの長谷川豊は自身のブログで「非難を承知で私も同じ質問をしたはずだ」と述べ、性犯罪事件の加害者の親族から、加害者にサディズムの傾向があったという証言を引き出した経験を語った。
さらに答えが得られる可能性が少しでもあったら避けられない質問だったと大村キャスターの質問に理解を示した。
真意がどこにあったにしろ大村キャスターは以前、地震で足を失った少年に対して「足を失った気持ちは?」といった無神経な質問をぶつけたこともある。真実を追求したい気持ちは理解するが、プロならばもっと言葉のセンスを身につけるべきだろう。
(笠原和美)