古舘伊知郎が今年3月末に「報道ステーション」(テレビ朝日系)を卒業して以来、初めてのバラエティ番組司会を務めた「人名探究バラエティー 古舘伊知郎の日本人のおなまえっ!」(NHK)が8月25日にオンエア。平均視聴率は10.9%となかなかの好成績だった。
この番組でアシスタントを務めたのが、15年4月から「ブラタモリ」(NHK)のアシスタントを務め、ベテランのタモリを相手にひるまずツッコミを繰り出すことで一躍人気となった桑子真帆アナだ。
「桑子アナらしいツッコミはおろか、ほとんど何もしゃべらずに番組が終わったことに驚きました。同番組の収録を終えていた古舘が8月5日にゲスト出演した『あさイチ』(NHK)で、桑子アナから『自分の力を発揮できなかったのか、リベンジしたいと言われた』と明かし、『ずいぶん勝気な人』とコメントしていました。ところがオンエアを見て、桑子アナがかわいそうになりました。なにしろ古舘が桑子アナを抑えるように機関銃のごとくしゃべり続け、桑子アナの出番をすべて潰していましたからね。もしそれに古舘が気づいていないのならかなり問題だし、気づいてやっていたのなら根っからの腹黒ジジイですよ」(テレビ誌ライター)
苦笑いばかりだった桑子アナのおかげで、視聴者は改めてタモリの“他人の個性を引き出す手腕”の素晴らしさ、そして古舘とタモリの差を感じたのではないだろうか。