9月9日に放送された向井理主演のテレビドラマ「神の舌を持つ男」(TBS系)最終回の視聴率が、4.8%だったことがわかった。同ドラマは低視聴率を記録しながらも、放送終了後に映画化が発表されたという。
「『神の舌を持つ男』は、人気ドラマ『SPEC』や『TRICK』のスタッフが手掛けるとあって、一部から注目されていたものの、放送前に流された向井の舌がアップになる予告が『気持ち悪い』と大不評。その結果、視聴率は初回から6.4%と低迷し、一時は3%台まで下がるほどの爆死ドラマとなりました。また今回の映画化に関しては、放送前から予定がすでに決まっており、撮影が同時進行で行われたため、中止することができなくなったようです」(テレビ誌記者)
同映画はすでに撮影が終了しており、早くも今年の12月に公開が予定されている。そんななか、大島優子ファンが、今回の映画化決定に関して不満の声を上げているという。
『『神の舌を持つ男』を監督した堤幸彦といえば、昨年は大島主演のドラマ『ヤメゴク』(TBS系)を手掛けていました。その『ヤメゴク』は、裏に木村拓哉主演の『アイムホーム』(テレビ朝日系)が放送されていたにもかかわらず、平均視聴率6%台と健闘し、『神の舌』よりも高い数字を記録していました。そのため大島ファンからは『ヤメゴクより不人気な作品を映画化するな!』『まずは優子の映画が先だろ!』『悔しさと怒りが収まらない』と、映画化を無視されている状況に激怒する声が殺到しています」(前出・テレビ誌記者)
これまで担当した数多くの連続ドラマを映画化してきた演出家の堤。それだけにファンは、大島をスクリーンで見られる日が来ると期待していたようだ。
(森嶋時生)