5月28日に放送されたテレビドラマ「ヤメゴク」(TBS系)の視聴率が5.2%を記録したことがわかった。この低空飛行ぶりに、かつてAKB48時代にライバル関係にあった前田敦子との差は、大きく開いてしまったとテレビ誌記者は語る。
「『ヤメゴク』の監督を務めるのは『トリック』『スペック』などのヒットメイカー堤幸彦です。現在上映中の前田敦子がヒロインを演じた映画『イニシエーション・ラブ』も堤監督作ですが、『ヤメゴク』とは対照的に若者を中心に大ヒット。さらに前田は演技に関しても上々な評価を得ており、今まで彼女に対して厳しい目で見ていた前田アンチも認めるという掌返し現象が起こっている。また監督も『女優として最終兵器。心が鷲づかみにされた』と前田を絶賛しており、ドラマがコケてしまった大島との差はますます広がることに‥‥」
そんな大島は「ヤメゴク」の前に出演していたドラマ「銭の戦争」(フジテレビ系)で、号泣する演技を披露したが、泣き声が不自然だとネットで炎上した過去がある。その名誉挽回とばかりに挑んだ今回の主演作だったが、大島は主役のキャラクターにあまり合っていないとテレビ誌記者は続ける。
「『ヤメゴク』は脚本の評価も高く、脇を固める北村一輝や遠藤憲一も素晴らしい演技を見せています。しかし極道相手に怯まず立ち向かう主役が、身長152センチの小柄な大島ではどうしても迫力が出ない。これが戸田恵梨香ならば、ダークな雰囲気を纏った主役を見事に演じきり、ドラマはヒット、翌年には映画化という黄金ラインが出来上がったかもしれません」
数々のテレビドラマが映画化されてきた堤監督の作品だが、低視聴率の今回ばかりはさすがに厳しいかもしれない。