最近、際どい姿は控えめだった壇蜜(35)が、女性誌「ジンジャー」(幻冬舎)の最新号で「35歳のリアル」をテーマに、赤い口紅、黒いアンダーウェア姿の悩ましい姿を披露、さらには性についての「告白」までしてみせた。満を持して、あの「ハァハァ」路線に回帰していくのだろうか──。
そもそも壇蜜の脱ぐ割合が顕著に減ったのは昨年からだろうか。
「歌わないドサ回りができたらいいなと思います」
15年の抱負についてこう語っていた壇蜜。その言葉どおり、昨年は全国各地でディナーショーを開催。また、昨年4月、大阪に本社を置くパチンコ店「キコーナ」のイメージキャラクターに就任すると、やはり来店イベントなどで、本業であるグラビアの仕事より地方巡業に精を出していた。
しかし、と前出・キコーナの担当者は次のように話す。
「現在も壇蜜さんはイメージキャラクターを務めていますが、今後の来店イベントについては現時点では予定されていません」
こうした中、壇蜜は女性誌で大人びた雰囲気のヌードを公開し、自身のセックス観について、
「セックスは男性に体を貸してあげている感覚ですね。自分の快楽が先にあるのではなく、相手が喜ぶことが自分の気持ちよさにつながっている」
と赤裸々に告白したのだ。そして“充電期間”に終わりを告げるかのように、10月28日には写真集「あなたに祈りを」(講談社)が刊行される。もはやオナペットへの完全復活に準備万端と思えるが、状況はやや異なるようだ。というのも、最新写真集の内容に関して、芸能記者がこう耳打ちする。
「股間食い込みなど、以前のような超過激セクシーショットを期待するファンにとっては、いささかもの足りない内容かもしれません」
どうやら、女性から見てもかっこいい大人のオンナをアピールしているようなのだ。いやいや、徐々に本領を発揮する“助走期間”なのではないか──。いてもたってもいられず、今後のグラビア活動について壇蜜本人の真意を直撃。すると即座に、担当マネージャーからの回答はこうだった。
「確認させていただきましたが、内容NGでお受けできません。ご協力できずにたいへん申し訳ございませんが、ご了承ください」
これまでアサ芸の表紙やグラビアにもたびたび登場したセックスシンボル・壇蜜が、何か心変わりでもしてしまったのだろうか‥‥。
事情を知る、民放キー局プロデューサーが語る。
「かつてグラビアを中心に活躍していた頃の壇蜜は、路上でパンティを脱いだり、激しいシーンが満載のイメージレズビデオに出演したりと、NG項目がないかのようなハッスルぶりでした。とはいえ、あれは当初の想像以上に反響が大きくなって歯止めがきかなくなってしまった結果のようで、ある意味、本人の意向とは違う方向に進んでいたといいます」
過激グラビアでの人気がピークを迎えていた当時、壇蜜の写真集を担当した編集者は、現場での彼女は体調不良を訴えるなど、ナーバスな様子に見えたそうだ。そして、撮影の合間に、壇蜜がこう本音を漏らしていたともいう。
「過激なグラビアはもうやりたくない」
その後、壇蜜は13年4月から現事務所に所属し、活動の幅を広げていった。
10月4日には、上野の東京国立博物館においてトークショー「壇蜜さんと楽しむ中国美術の旅」が開催される。また、7日には短編小説などを収録した「泣くなら、ひとり 壇蜜日記3」(文春文庫)を上梓。最近の壇蜜は、文化人タレントとしての地位を確立しつつあるのだ。
ファン歴5年の男性が嘆く。
「イベントやサイン会に集まるのも、半数は女性ファンですよ。女性限定のイベントも増えている。でも、男としては過激な露出をこれからも続けてもらいたいですよ‥‥」
もちろん、アサ芸もグラビアのページを空けて待っている。