ファンが望むのはこれまでの実写作品にないほどの大、大、大爆死!?
実写化が常にウワサされていた荒木飛呂彦氏原作の人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」がついに本格的に映画化することが発表された。
原作は1987年に「週刊少年ジャンプ」で連載がスタートし、現在は第8部まで続いているアクション漫画で、今回映画化の対象となったのは日本を舞台にした第4部。来年夏頃の公開を予定しているようだ。
主演には山崎賢人、その他メインキャストにも神木隆之介、小松菜奈、岡田将生、山田孝之、伊勢谷友介など有名どころが出演することが明らかになったが、とにもかくにもジョジョファンの大多数が断固として反対しているというから問題だ。
「キャストやスタッフを聞いた瞬間、顔面蒼白だったようです。『またかよ』『ふざけんな』という吐き捨てコメントが連投されました。『またかよ』のターゲットはとにかく誰も望んでいないのにゴリ押しが目立ちまくりの山崎の主演。我々メディアも『またか』と思いましたから、ジョジョファンなら余計にそう思うでしょう。そして『ふざけんな』は三池崇史監督に向けられています。何でもホイホイ受ける監督ですが、大爆死した『テラフォーマーズ』しかり、駄作率80%以上と言われています。しかも、後の時代まで残る傑作は1つもない、完全な商業監督。原作を愛するファンは不安が募るばかりでしょうね」(エンタメ誌記者)
実写作品のタイトルは「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」だが、ファンはこの“第一章”というあきらかに続編を匂わすタイトルにも背筋を凍らせているのだとか。そのためか、ネット上でも「本当のジョジョファンを名乗るヤツは見に行くべきではない」「なんとしても一章で終わらせよう」という、アンチキャンペーンすら巻き起こり始めている。
作る前から言われる製作陣も気の毒だが、これには万人が納得する名作を完成させるしかないだろう。
(田中康)