興行成績ランキングで、初登場5位で、その後は10位圏外という山崎賢人主演の映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」。有名コミックの実写化とあって、公開前から大きな注目を集めていたものの期待外れに終わりそうだ。
「夏休み期間中は、興行ランキング1位の『怪盗グルーのミニオン大脱走』や、2位の『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』が、親子でも楽しめるということで圧倒的な強さを見せましたね。そんな中『ジョジョ』は、初登場時にも3位のハリウッド大作『トランスフォーマー 最後の騎士王』と、4位の恋愛映画『君の膵臓をたべたい』にも屈する大コケスタートだったんです」(映画ライター)
そんな「ジョジョ」といえば、タイトルに第一章とあるように、続編を見据えて製作されていたが、しかし今回の低迷を受け、ここに来て、製作中止の可能性もささやかれ始めたという。
「一部報道の関係者によると、この映画は続編を匂わせているものの、初登場が5位だった時点で、第二章の制作は白紙扱い、今後の観客動員を受けて決まるということでしたが、もはやヒットする可能性は低く、続編公開は今のところ絶望的。今回映画化されたのは、原作『ジョジョ』の第4部の一部分ですが、原作では、大ボスの吉良吉影というキャラクターが大人気で、原作ファンの間では、どの役者が演じるのかなどの話題が盛り上がっていました。ですが、もし続編が中止となれば、第4部の人気キャラが登場することもなくなってしまいます」(前出・映画ライター)
興行収入だけでなく、映画の出来に関しても、一部観客から芳しくない意見が飛び交った「ジョジョ」。それでも続編製作にGOは出るのだろうか。