人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」が山崎賢人主演で実写映画化されることが発表された。監督は「テラフォーマーズ」や「土竜の唄」で知られる三池崇史。杜王町を舞台に東方仗助が悪に立ち向かう第4部「ダイヤモンドは砕けない」を描くという。
ジョジョの実写映画化はかねてから噂されていたが、それがついに現実になったわけで、ファンからは喜びの声が上がっているかと思いきや、現実は不安視する声しか聞こえてこない。
「監督やキャストなど不安の種はいくつもありますが、最大の理由は物語の鍵を握る重要なキャラクターのキャストが発表されていないからです。その人物とは天才漫画家の岸辺露伴。キャストが発表されないということは、映画で彼の存在がバッサリ切り捨てられる可能性があり、ファンが心配しています」(エンタメ誌ライター)
第4部は単行本で19巻にも及ぶ長い物語。映画は「第一章」とされていることから、第4部で何作品か作られると思われるが、カットしないといけない部分が出てくるのは間違いない。それがイタリア料理店を営むスタンド使いトニオ・トラサルディーの話や、自分が宇宙人だと言い張る支倉未起隆であればまだ我慢できるが、露伴であれば納得できないということのようだ。
「虹村兄弟や片桐安十郎など物語序盤の登場人物しかキャストが発表されていないことから、第一章では第4部の序盤が描かれるのではないでしょうか。第二章以降で露伴が登場するのだと思います。逆に言うと、今回の第一章ではさわりしか描かれないわけで、それが面白いのか疑問の声が上がっています」(前出・エンタメ誌ライター)
第一章は2017年夏公開予定。第一章が大爆死で続編は白紙に、という事態にならなければいいのだが‥‥。