ウザい芸風が持ち味のお笑い芸人・品川祐が、ツイッターで一躍、話題になっている。10月6日に放送された「アメトーーク!」(テレビ朝日系)の「ゾンビ芸人」に出演した品川は、ゾンビに関する数々のうんちくを披露。番組オリジナルのゾンビムービーでは、演出に口を出す様子が何度も映し出され、お得意のウザったさを全開にしていた。
その一方で、芸人たちがみずから参加したショートムービーのラストシーンでは、品川は仲間を守って討ち死にするハメに。これは番組内で披露した「イヤな奴が死ぬ間際、イイ奴に」というあるあるネタを実践したもので、当の品川は「最後の最後はいい奴だった、って書かれたい」とコメントしていた。その結果についてテレビ誌のライターが語る。
「ツイッターでは番組放送中から『品川、ゾンビの時だけいい奴』とのツイートが相次ぎ、翌日までにその数は1500件近くに及びました。さらには『ゾンビじゃない時もいい奴だよ』といった応援コメントまで書き込まれるなど、ショートムービーでの名演技は功を奏していたようです」
これは品川の好感度がアップしたということか。だがこの反応はあくまでショートムービーの出来栄えに向けられたもので、品川自身の人気は上がっていないという指摘もある。テレビ誌のライターが続ける。
「放送翌日の朝に品川は、自分のアカウントで『品川ゾンビの世界ではいいヤツの呟きありがとう!!』とツイート。この流れなら多くの反応が集まるかと思いきや、投稿後6時間ほどでわずか50件ほどしかリツイートされていないのです。やはり世間は彼のことを『おしゃべりクソ野郎』(by有吉弘行)と思っているようですね」
残念ながら本人の好感度は上がらなかったようだが、憎まれっ子世にはばかるを地で行く品川ゆえ、ネットで話題になるというもくろみは見事、当たっていたようだ。
(白根麻子)