アクションスターのジャッキー・チェンが10月25日、北京で最新主演映画の記者発表を行った。
ジャッキーといえば、日本でいくつもの作品が公開されており、熱心なファンも多いが、今作はそんな日本人をガッカリさせそうだ。
「最新作の『鉄道飛虎』は中国人が日本人を倒す“抗日映画”とされる作品なんです」(映画ライター)
第2次世界大戦中、日本軍を襲撃するために集まった「鉄道遊撃隊」をモデルにした作品で、もし本当に“抗日映画”のスタンスを取るなら、ジャッキーの手によって日本人が殺されたり、激しく痛めつけられたりというシーンがあることも考えられる。となれば、日本人からすると決して愉快な話ではない。
「親日家で知られたジャッキーですが、今は完全に中国の顔となっています。ですから映画は中国でヒットすればそれで十分。日本で公開するつもりはないのでしょう。日本などもう相手にするつもりはないのかもしれません」(前出・映画ライター)
2012年には「尖閣諸島は中国のもの」と発言して物議を醸したジャッキー。もはや彼の目に日本のファンは映っていないようだ。