ついにというより、ようやく、あの葉っぱの所持容疑で逮捕された元女優の高樹沙耶容疑者(53)=本名・益戸育江=。数々の話題に出演してきた名女優の「紫煙生活」は実に35年、その間、多くのオトコとも交際し‥‥週刊アサヒ芸能が撮っていた、ナチュラルハッピーな模様を公開する!
高樹容疑者が大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたのは10月25日のことだった。社会部記者が語る。
「自宅からは乾燥大麻が約55グラム押収されました。通常1回の使用量は0.5グラム程度とされていますので、100回分の使用量ということになります。高樹らが所持していた大麻には、幻覚作用が強い花の部分が含まれていました。『花穂(かすい)』と呼ばれるのですが、その部分に種がついていないことから、高値で取り引きされる室内で栽培されたものと見られています」
今回は同居していた会社役員の森山繁成容疑者(58)と、無職の小見祐貴容疑者(26)の2名も逮捕されている。高樹容疑者は、
「発見された大麻は私のものではない」
と容疑を否認。一方で、森山容疑者は、
「大麻は私のものです」
と認め、高樹容疑者との共謀については否認した。しかし、大麻は常習者がよく行うポリ袋に小分けにした方法で保存されていた。同時に10本のパイプが押収されており、吸引に使われたものか、誰が使用したのかなどの分析が行われている状態だ。高樹容疑者は、
「18歳くらいに初めて知りました。時折食べたり吸引しました」
と、みずからブログなどに書いていることから、使用歴は実に35年に及ぶことになる。デビューは19歳の映画「沙耶のいる透視図」。17歳の時に地元である静岡県から上京していることから、芸能活動期間中に“覚えた”のである。ある古手芸能記者が明かす。
「高樹は1986年から1年間、フジテレビで放映された『オールナイトフジ』で司会を務めています。当時は、ある民放の名物プロデューサーと不倫をしていた。この男も大麻が大好きで、海外に行って吸引をしてました。2人が体ばかりか、紫煙でつながっていたことは、芸能界の常識でした」
98年には歌手の中西圭三(51)と結婚するも、約2年で離婚。00年から「相棒」(テレビ朝日系)に出演する。そして、02年にはハワイと日本を往復する生活となり、現地在住のダイバーと婚約したものの、やはり2年後に婚約を解消している。07年からは千葉県南房総市に引っ越し、ナチュラリストとして生活を始めた。その翌年、週刊アサヒ芸能が撮っていたのが、掲載している男性との手つなぎデート場面である。
高樹容疑者が一般人男性と交際していた当時、東京都港区芝にある増上寺から、JR浜松町駅に向かって2人仲よく手をつなぎ歩いていた時のツーショットだ。黒いワンピースに、白いジャケットとサンダルで、髪の毛は、おだんごにまとめるラフないでたち。
一方の男性は、坊主頭に口ひげで、少し日焼けした「ヤカラ」風。高樹容疑者らは、地図を片手に探し当てた近隣のギャラリーに入っていった。その後、再び手をつないで、ギャラリー近くのそば屋に入り、横に並んで座りながら、日本酒を何本も飲んで“多幸感”満点であった。芸能関係者が振り返る。
「ナチュラリストだったはずですが、当時、高樹は都内の超高級高層マンションにも、別宅を持っていた。その男性とは半同棲状態でした」
11年から今回の逮捕現場に移住し、翌年引退。今回の逮捕者を含む、男性4人と同居生活を始めたのだ。高樹容疑者は奇妙な生活を問われると、笑いながら、
「わたくしの愛人たちです!」
と“煙”に巻いていたという‥‥。